Miwako Matsumoto, soprano

松本美和子

松本美和子

経歴
1964年 - 日伊声楽コンコルソ特別賞受賞。
1965年 - 毎日音楽コンクール(現日本音楽コンクール)1位。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院を首席卒業。
1966年 - トゥールーズ国際声楽コンクール3位。
1967年 - ジュネーヴ国際音楽コンクール2位。マリア・カナルス国際音楽コンクール2位。
1972年 - ローマ・アカデミア・サンタ・チェチーリア修了。
1991年 - ウィーン楽友協会で日本人としては初めてウィーン学友協会主催の歌曲の夕べに出演。
1996年 - トスティ生誕150周年記念コンサートを開催。同時にCDも発売。
1986年 - ジロー・オペラ大賞を受賞。
1990年 - 新日鉄音楽賞特別賞を受賞。
1998年 - モービル音楽賞を受賞。
2005年 - デビュー40周年を記念し紀尾井ホール、府中の森芸術劇場にて記念コンサートを行う。
2006年 - 紫綬褒章を授与。
2012年 - 旭日小綬章を叙勲。

プロフィール

奈良県 奈良市出身。武蔵野音楽大学卒業。同専攻科修了。
1964年、日伊声楽コンコルソ特別賞受賞。
1965年、毎日(現日本)音楽コンクール第一位、同時に海外コンクール派遣代表決定特別審査委員会の特別表彰を受賞。その後イタリアに渡り、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院を首席名誉賞受賞で卒業。
1972年、ローマ・アカデミア・サンタ・チェチーリアを修了。
1972年ローマ国立歌劇場で「カルメン」のミカエラでデビュー以降、ウィーン国立歌劇場、ロンドンのロイヤル・オペラ、バイエルン国立歌劇場など、世界各国の主要オペラ劇場に出演。共演した歌手も、ヘルマン・プライ、アルフレッド・クラウス、ホセ・カレーラス、ルッジェーロ・ライモンディ、ホアン・ポンス、カーティア・リッチャレッリ、ゲーナ・ディミトローヴァ等に及ぶ。
1991年10月、ウィーン楽友協会にて、日本人としては初めての楽友協会主催による歌曲の夕べに出演し大好評を博した。
1996年4月には、トスティ生誕150周年記念コンサートを紀尾井ホールで開催し、トスティ100曲を歌いあげて大きな話題をよんだ。 同時にトスティ歌曲集大成全74曲をCD録音し、「極めて芸術性の高い音楽」と絶賛さた。
1998年4月、プッチー二のオペラ「蝶々夫人」のタイトルロールで新国立劇場98-99シーズンの幕開けを飾り、新聞各紙で絶賛を博した。
1999年は、新国立劇場の「こうもり」でオペレッタにも挑戦した。 また、1999年はレスピーギ生誕120周年にあたり、それを記念して日本で初めて、全曲レスピーギのCDをビクターより発売されている。
1986年ジロー・オペラ大賞、1990年新日鐵音楽賞特別賞、1998年モービル音楽賞を受賞。自身の音楽活動の他にも、次世代の育成をライフワークのひとつとして取り組んでおり、生徒の一人である佐藤美枝子が‘98年チャイコフスキー・コンクールで日本人として初めて優勝したことは記憶に新しい。
1999年はレスピーギ生誕120周年にあたり、それを記念して日本で初めて、全曲レスピーギのCDをビクターよりリリース。2002年は10月にトスティ歌曲集Ⅴ、12月に近代イタリア歌曲集Ⅱがビクターからリリースされる。
2002年10月には紀尾井ホールにてオーケストラとともにカンツォーネばかりを集めたリサイタルを行い、また同年12月にはソフィア国立歌劇場「ラ・ボエーム」の公演に出演。さらに2003年6月にはA.プレヴィン作曲オペラ「欲望という名の電車」(東京室内歌劇場主催)にも出演、好評を博した。
2005年はデビュー40周年を迎え、紀尾井ホール、府中の森芸術劇場にて記念コンサートを行う。
2006年にはこれまでの演奏活動が高く評価され、紫綬褒章を授与される。 2012年、これまでの功績を認められ旭日小綬章を叙勲された。
2009年にモノオペラ、プーランク《人の声》に出演し大好評を博し、それ以降毎年上演している。
2014年には、オペラ「春琴抄」に出演、好評を博した。
現在はリサイタルの合間を縫って母校である武蔵野音楽大学の特任教授として後進の指導にあたっている。

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